再根管治療の治癒と予後を考える〜臨床から病理を理解する〜2023.7.15
2023年7月9日(日)白水貿易(株)主催の“再根管治療の治癒と予後を考える〜臨床から病理を理解する〜”の講演会をさせて頂きました。このセミナーは口腔病理の権威である下野正基先生と、そして若手3名の先生とのコラボセミナーでした。午前10時から午後5時まで再根管治療の偶発症から予後と意思決定、そして治癒機転と盛り沢山な内容でした。午前中は橋本先生からレッジ対応、辰巳先生から破折器具への対応、黒瀬先生から穿孔への対応の講義をして頂きました。午後は私から再根管治療の予後と意思決定についての講義を致しました。そして最後の締めくくりに、下野先生から再根管治療における治癒と病理についての講義をして頂きました。キャンセル待ちで多くの先生にはご迷惑をお掛けしましたが、当日は満席を超える参加者で埋め尽くされ、エンドに関してまだまだ関心がある事を確認しました。下野先生とこのような講演会ができました事は本当に光栄でした。今後も後進の育成の為、このような講演会を企画したいと考えております。ご参加頂きました先生方、主催をして頂きました白水貿易(株)さんに感謝いたします。今回共に講演頂いた橋本先生・辰巳先生・黒瀬先生、そして尊敬する下野正基先生、ご一緒頂き本当に有難うございました。心より御礼申し上げます。

 クリニカルエンドを極める:2023年7月2023.7.4
2023年7月2日(日)午前9時から午後4時まで(株)白水貿易主催のクリニカルエンドを極める第6期7月のセミナーが行われました。今月は再根管治療の講義でした。この講義は私にとっても肝入りで、年々アップデートさせております。特に意思決定には1時間の内容にし、先生方に臨床ではどのように考えるのかをお話しさせて頂きました。GP除去もいつも多くのご質問を頂くので臨床に則した即効性にあるヒントを含めた講義を致しました。さらに、石灰化根管に対してのアプローチなども今までにない内容です。ご参加頂いている先生からのサマライズもかなり慣れてきてこられたようでスムーズに進行しました。症例報告も頑張っておられ、診断からテクニックも向上していました。次回は再治療の実習です。

 クリニカルエンドを極める:2023年6月2023.7.4
2023年6月25日(日)午前9時から午後4時まで(株)白水貿易主催のクリニカルエンドを極める第6期6月のセミナーが行われました。今月は大臼歯を用いた根管形成から根管充填の実習でした。このセミナーでの抜去歯牙を用いた実習でもメインになります。参加者全員の先生が3本の歯牙を完了されました。通常のハンズオンで、この時間内に3本を完成させるのはなかなか出来ないことが多いですが、みなさん休憩もそこそこで頑張っておられました。根管形成をBio RaCeとRaCe EVO、根管充填はCWCTとHydraulic Condensation Techniqueにて実習して頂きました。今までの前歯や小臼歯では側方加圧根管充填もして頂いておりましたが大臼歯では割愛し、如何に形成から充填をスムーズに行うかを理解して頂きたくこのように致しました。

 スタディーグループKZ会特別講演会2023.6.20
2023年6月11日(日)午前10時〜午後4時までU’zデンタルクリニック研修室にてスタディーグループKZ会での講演をさせて頂きました。テーマは臨床検査から根管形成でしたのでOutlineはコンセプト・臨床検査から診断・再治療の意思決定・現代的根管形成としました。KZ会は谷口善三郎先生と牛窪建介先生(私の甥です)の勉強会で、ペリオからインプラントを中心に学び合うグループで、若い先生が中心に参加され活動されています。今回も20代〜30代の先生が多くお見えになられていました。またリクエストで根管洗浄と根管貼薬のお話も致しました。短い時間でしたが皆さんの明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。

 スカンジナビアンデンティストリーセミナー2023.6.3
2023年5月21日(日)、午前9時から午後4時まで大月先生主宰のスカンジナビアンデンティストりーセミナーがあり私からエンドのお話をさせて頂きました。アウトラインは、コンセプト・臨床検査から診断・根管形成・根管洗浄と貼薬・根管充填でした。午前9時から昼食を挟んで午後2時まで講義をさせて頂き、その後Jブロックと上顎第一大臼歯模型を用いた根管形成と根管充填の実習を致しました。根管形成はRaCe EVOでのフルレングス形成、根管充填はBioCシーラーを用いたHydraulic Condensation Techniqueでした。顔見知りの先生も来られており、大変楽しくセミナーをさせて頂きました。大月先生のセミナーでのお弁当は毎回楽しみで本当に美味しいお弁当です。いつも有難うございます。

 クリニカルエンドを極める:2023年5月2023.5.19
2023年5月14日(日)午前9時から午後4時まで(株)白水貿易主催のクリニカルエンドを極める第6期5月のセミナーが行われました。今月は根管洗浄と根管貼薬のトピックでした。根管洗浄はどのような溶液をどのように使用すれば良いかをお伝えするには1枚のスライドで終了してしまいますが、なぜこの濃度でこのように使用するのかを深く理解して頂きたいので1日このトピックで講義をしました。次亜塩素酸ナトリウム溶液・EDTA・CHXの濃度と使用方法と最終洗浄法は根管治療を行う上で重要です。また貼薬に関しても、以前まで使用されていたFC・FGなどは現在、大学教育でも基本的には使用禁止で特にペリオドンはその最たるものです。このペリオドンによるアレルギー反応や術後麻痺の訴訟問題に関してもお伝えいたしました。このようなお話を聞かれて驚かれている先生もいましたが、今後のエンド領域の正しい理解のためにも強調させて頂きました。次回は大臼歯の実習です。

 保険医協会学術講演会2023.4.29
2023年4月23日(日)、保険医協会主催の学術講演会が大阪市浪速区のA&Dホールにて行いました。講演会の演題は“保険のエンドを極める”とのタイトルで午前10時から午後1までの3時間講演をさせて頂きました。このタイトルはクインテッセンス出版から執筆しました書籍のタイトルでして、保険のエンドをどのようにマネージメントするのかを記しております。講演会でのアウトラインは、@検査〜診断〜治療方針の手順A根管形成から根管充填での注意点B再治療における除去の注意点C外科的治療の是非と器具の滅菌及びコスト、でした。当日は120名を超える多くの参加者にお越し頂き大変感謝しております。講演終了後も多くのご質問も頂き光栄でした。限られた時間でしたが、明日からの臨床のお役に立て頂ければ幸いです。保険医協会様にこのような講演会を主催して頂き本当に有難うございました。

 クリニカルエンドを極める第6期:2023年4月2023.4.22
2023年4月16日(日)午前9時から午後4時まで(株)白水貿易主催のクリニカルエンドを極める第6期4月のセミナーを行いました。今月は抜去歯牙の小臼歯を用いた形成から充填の実習でした。小臼歯では上下顎共に第一小臼歯は特徴的でかつ不規則な形態もあるので、その点を説明しながら実習を行いました。数名の先生の前で、湾曲根管での手用ファイルを用いたPassive Step-back Techniqueを抜去歯で形成から側方加圧根管充填のデモもさせて頂きました。セミナー開始前には恒例の復習と診断分析もさせて頂きました。次回は根管洗浄と根管貼薬の講義とサマライズです。では次回もよろしくお願い致します。

 ひろた哲哉歯科エンドセミナー2023.4.13
2023年4月8日(土)・9日(日)2日間、福岡市のひろた哲哉歯科医院にてエンドセミナーを行いました。今回はイニシャルトリートメントのハンズオンです。土曜日の午前から午後2時半まで講義を行い、その後に抜去歯牙(前歯)の形成から充填の実習でした。根管形成はRaCe EVOによるフルレングス形成、根管充填はバイオセラミックシーラーを用いたHydraulic Condensation Techniqueです。午後3時45分からリクエストであった再治療のライブオペを14名の参加者全員で見学して頂きました。下顎右側第二小臼歯のレッジケースでした。初日終了後に懇親会で博多中洲にて美味しいお魚を皆さんと一緒に頂きました。翌日曜日は午前10時から午後4時までの抜去歯(小臼歯と大臼歯)の形成・充填実習でした。セミナー開始前に前日ライブオペの解説とケープレの進め方をお伝えしました。今回も奈良市開業の橋本先生と神戸市開業の辰巳先生のお二人がお手伝いして頂きました。毎回本当に感謝しております。そして廣田哲哉先生にはいつもお世話になり有難うございます。心より御礼申し上げます。いつも廣田先生の教育への情熱には敬服しております。今後もよろしくお願い致します。

 クリニカルエンドを極める:1Dayベーシックセミナー2023年4月2023.4.4
2023年4月2日(日)午前9時から午後5時まで、(株)白水貿易主催のクリニカルエンドを極める:1DayベーシックセミナーをU’zデンタルクリニック研修室にて行いました。日々行う根管治療において、学生時代に学習した歯牙の解剖学的特徴から根管形成・根管充填までわかっているようでわかっていない事はあるはずです。抜髄そして感染根管治療に自信を持って患者さんに提供できるように少し学び直しの時間も必要と感しることもあるかも知れません。忙しい臨床の中て多くの時間を費やすことか難しい臨床医にために1日だけみっちりエントに触れて頂きたいと考え 1Dayべーシックコースを開講しました。保険診療では必要な内容となっております。午前中は講義で午後からは実習でした。実習は、JプラスチックブロックでのRaCe EVOを用いたシングルレングス形成・バイオセラミックシーラーを用いたシングルポイント法(Hydraulic Condensation Technique)、そして前歯模型でのPassive Step-back Techniqueでの形成と側方加圧根管充填、抜去歯牙でのシングルレングス形成(RaCe EVO)・シングルポイント法(Hydraulic Condensation Technique)、さらに根管充填済み抜去歯牙を用いたGP除去と盛りだくさんでした。サポートして下さった黒瀬先生・橋本先生・辰巳先生・渡邊先生・高橋先生、本当に有難うございました。ご参加頂いた先生方に、心から感謝致します。最後に白水貿易様そして担当の木山さん、いつもお世話になり有難うございます。次回は10月となります。

 クリニカルエンドを極める第6期3月2023.3.29
2023年3月26日(日)、U’zデンタルクリニックにてクリニカルエンドを極める第6期3月のセミナーが、午前9時から午後4時まで行われました。今月から、受講している先生方から症例発表と論文抄読が始まりました。今回のトピックは根管形成と根管充填でした。先ずは根管形成と根管充填の講義を約3時間掛けて講義をさせて頂き、その後に我々から6本の論文のサマライズを行いました。受講されている先生からは4本のサマライズをして頂きました。症例発表は今回が1回目ですので、これから各先生の特徴をつかみ、1年かけてアドバイスをさせて頂きます。本年の12月には、エンドが得意と言って頂けるようにご指導させて頂きます。

 ペンエンド第14期2023年3月2023.3.23
2023年3月11日(土)・12日(日)、ペンエンド第14期3月のセミナーが東京で行われました。今回が日本で行われる最後のセミナーとなります。受講生全員の最終プレゼンです。受講中に選択されたトピックのプレゼントと新たに選択されたプレゼンがありましたがみなさんよく頑張っておられました。来月はペン大にて最終試験がありますが全員合格すると確信しております。また私事ですが、本年度第14期の先生のクラスを最後に、ペンエンドスタディーグループを引退させて頂きます。創立から足掛け15年間、本当にお世話になりました。主宰の石井先生、そしてコ・ファウンダーの尾上先生、さらにサポートして頂いた講師の先生方には心から感謝致します。皆さんから慰労会を飯田橋の東京大神宮にて開催して頂き感無量です。ペンエンドスタディーグループの益々のご発展を祈念しております。これからは、歯科医師を引退するまで後進の育成に尽力したいと考えております。本当にお世話になり有り難うございました。

 わくわくエンドセミナー2023.3.8
2023年3月4日(土)・5日(日)の2日間、兵庫県丹波市開業の和久雅彦先生主宰のスタディーグループでエンドハンズオンセミナーをU’zデンタルクリニック研修室にて行いました。RaCe EVOを用いたフルレングス形成からBioCシーラーによるHydraulic Condensation Techniqueの根管充填の実習を、J型プラスチックブロックとFKG第一大臼歯模型そして抜去歯牙(前歯・小臼歯・大臼歯)を使用して練習をして頂きました。基本、手を動かして頂く実習ですので臨床的で理解しやすいと思います。しかし抜去歯牙では難しい部分もありますし、実際の臨床ではハンズオンのように手で持ちながら形成・充填は出来ませんがみなさんの明日からのヒントになれば幸いです。受講された先生方、お疲れ様でした。またお手伝い下さった、橋本先生・辰巳先生・黒瀬先生には心から感謝致します。

 藤本研修会エンドコース第24期2023年2月2023.3.2
2023年2月25日(土)・26日(日)、横浜市関内の藤本研修会・研修室にて第24期エンドコースの最終セミナーが行われました。この2日間は症例発表だったので、全員緊張でガチガチ状態でした。検査・診断・治療方針が曖昧では、講師から多くの質問が飛んできますから大変です。しかし、みなさんよく健闘されてました。土曜日のセミナー終了後は研修会場から近くのホテル・ニューグランドにて修了式が行われ、主宰の石井先生から修了証書が一人ずつ渡されました。1年間みなさん本当にお疲れ様でした。この1年間の勉強がみなさんの臨床のお役に立てれば光栄ですし、サポートさせて頂いたことが本当に有り難いです。

 ペンエンド第14期2023年2月2023.2.24
2023年2月18日(土)・19日(日)の2日間、ペンエンド第14期2023年2月のセミナーが行われました。この2日間は筆記試験・実習試験・口頭試問を行いました。土曜日の午前開始から午後1時まで筆記試験があり昼食後から実習試験がありました。実習試験は上下大臼歯での根管形成から根管充填ですが初日はシングルポイント法での充填ですが、よく日曜日での試験はCWCTでの根管充填となり皆さんかなり苦労されていました。実習試験中に一人ずつ口頭試問があり気が抜けなかったと思いました。土曜日終了後は、全員でフグ料理の懇親会があり皆さん楽しんでおられましたが、日曜日に口頭試問がある先生はドキドキしていたと思います。次回は最終プレゼンですので皆さん頑張って下さい。

 クリニカルエンドを極める第6期2月2023.2.10
2023年2月5日(日)、U’zデンタルクリニック研修室にて(株)白水貿易主催“クリニカルエンドを極める”第6期のセミナーが午前9時から午後4時まで行われました。第2回目となる今月は前歯抜去歯牙を用いた根管形成から根管充填の実習です。Bio-RaCe・RaCe EVOを用いた根管形成、そして根管充填には側方加圧根管充填・CWCT・Hydraulic Condensation Techniqueを練習して頂きました。また実習開始前の講義では前回の復習と臨床診断分析をみなさんで考えて頂きました。毎年少しずつUp-Dateし、エンドが得意になってもらえるようご指導させて頂いています。石灰化根管の内容も再治療のトピックで新しい情報をお伝えする予定です。

 藤本研修会エンドコース第24期2023年1月2023.1.30
2023年1月28日(土)・29日(日)の2日間、関内の藤本研修会場にてエンドコース第24期5回目のセミナーが行われました。土曜日には石井先生から偶発症についての講義があり終了後には関内駅前の天ぷら屋さんの天吉にて新年会が行われました。このお店はサザンオールスターズの桑田さんの奥さん原ボーのご実家です。楽しい時間を皆さんと過ごす事ができました。日曜日は私から根未完成歯のマネージメントの講義、尾上先生から麻酔に関しての講義、そして最後に石井先生から外科的歯内療法に関しての講義がありました。次回は症例発表です。

 ペンエンド第14期2023年1月2023.1.27
2023年1月21日(土)・22日(日)の2日間、東京GC本社B1にてペンエンド第14期2023年初回のセミナーが行われました。サマライズは根未完成歯の治療および外傷歯の治療に関して行われました。トピックプレゼンはエンドぺリオと外科的歯内療法でした。期間中のトピックプレゼンは今回が最後となり残るは卒業プレゼンです。来月は実習試験・筆記試験・口頭試問が行われます。ケープレに関して多くの先生は開始時期から比べてかなり成長されたと感じました。あともう少しです、頑張っていきましょう!

 クリニカルエンドを極める第6期:2023年1月2023.1.18
新年明けましておめでとうございます。2023年1月15日(日):(株)白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める第6期”の第1回目のセミナーがU’zデンタルクリニック研修室にて始まりました。第1回目はオリエンテーションで、本セミナーの目的・受講後のゴール・論文発表および症例発表の仕方を説明しました。また第1回目で必要な歯内療法のコンセプト・臨床検査から診断について・根管形成・根管洗浄と貼薬・根管充填のダイジェスト版として講義もさせて頂きました。次回は前歯(抜去歯牙)での根管形成から根管充填の実習ですので、そのためにも初回の講義は重要です。“形ではなく本質を理解して頂きたい”との主旨でのオリエンテーションでした。1年間みなさんよろしくお願い致します。

 クリニカルエンドを極める第5期:2022年12月2022.12.28
2022年12月18日(日)、午前9時から午後4時までU’zデンタルクリニック研修室にて“クリニカルエンドを極める”第5期最後のセミナーを行いました。最終回のトピックは“エンドぺリオ病変”と“根未完成歯の治療”さらに“外傷歯の治療”でした。またライブオペも行いました。今回は下顎右側第一小臼歯の再治療でした。ラバーダムセットを2つ用意し隔壁作製後はさらに無菌レベルを上げて治療する必要があるのでそのようにしております。クラウン除去・ポスト除去・GP除去・隔壁作製・再根管形成・根幹充填までを1回法でお見せしました。1時間30分の予告通りに終了出来てホッとしましたが、ポスト除去中に1stセットのラバーシートが破損したので手間取りました。第5期は今回が最終回となりますが、皆さん治療技術が上達し臨床診断が出来るようになられたと感じました。受講して頂きました先生方の明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。皆さん大変お疲れ様でした。そしてインストラクターの先生方、いつもお手伝いくださり有難うございました。これからもよろしくお願いします。

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