クリニカルエンドを極める第7期:2024年5月19日(日)2024.5.24
2024年5月19日(日)、クリニカルエンドを極める第7期5回目のセミナーを行いました。今月は根管洗浄と根管貼薬の講義を致しました。根管洗浄ではヒポクロ・EDTA・CHXを中心に抗菌性や溶解性、細胞毒性そしてスメア層除去に関してお話しを致しました。根管貼薬では現在使用禁止のペリオドンやFC・FG・メトコールの説明をし、やはりアレルギー反応が出やすい化学薬品の使用は慎むべきである事を強調させて頂きました。また、Er YGGレーザーやGentleWaveのまとめた内容もダイジェスト版で説明し、今後の動向を解説しました。この部分に関してこれからもアップデートして参ります。

 スカンジナビアンデンティストリーセミナー2024.5.24
2024年5月12日(日)、午前9時から午後4時まで大月先生主宰のスカンジナビアンデンティストリーセミナーがあり私からエンドのお話をさせて頂きました。アウトラインは、コンセプト・臨床検査から診断・根管形成・根管洗浄と貼薬・根管充填でした。午前9時から昼食を挟んで午後2時まで講義をさせて頂き、その後Jブロックと上顎第一大臼歯模型を用いた根管形成と根管充填の実習を致しました。根管形成はRaCe EVOでのフルレングス形成、根管充填はBioCシーラーを用いたHydraulic Condensation Techniqueでした。前回からアップデートした内容も盛り込みました。今回も大変楽しくセミナーをさせて頂きました。大月先生のセミナーでのお弁当は毎回楽しみで本当に美味しいお弁当です。いつも有難うございます。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年4月21日(日)2024.4.27
2024年4月21日(日)、クリニカルエンドを極める第7期4回目のセミナーを行いました。今月は小臼歯を用いた根管形成から根管充填までの実習でした。実習の講義に入る前に、前回の根管形成・根管充填の復習と臨床診断分析、そしてコンセプトとして重要な論文の解説を行いました。特にDalton BC et al.とShuping et al.は重要で、細菌培養陰性率と常用対数変換された細菌減少量の表記の混在を説明し論文に記載されている内容の解釈を説明しました。小臼歯の実習からは、Weineの分類タイプ2での2根管が根尖付近で合流している場合のマネージメントが追加されています。合流位置によって優先形成をどちらにするのか?または作業長決定方法などを動画を交えて講義をしました。
(写真は再生的歯内療法で知られているDr Banchsです。クリニックに遊びに来て頂き、夕食もご一緒させて頂きました)

 クリニカルエンドを極める・ベーシックコース:2024年4月14日(日)2024.4.27
2024年4月14日(日)、白水貿易主催の“クリカルエンドを極める・ベーシックコース”がU’zデンタルクリニック研修室にて行われました。歯牙の解剖学的特徴から根管形成・根管充填、さらに根管洗浄・根管貼薬・仮封材について講義をさせて頂きました。実習では⑴Jブロックでのマルテンサイトファイルを用いたフルレングス形成〜シングルポイント法での根管充填、⑵前歯モデルでのNi-Ti KファイルによるPassive Step-back Techでの形成と側方加圧根管充填、⑶大臼歯抜去歯牙でのフルレングス形成〜シングルポイント法での根管充填、⑷Rotate NiTiによるガッタパーチャ除去実習を行って頂きました。午前9時から午後5時までの長時間でしたが皆さん頑張って実習に取り組んでおられました。ご参加頂いた皆様の、明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。
(写真は大学の同期生と久しぶりに美酒を頂いた時の写真です)

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年3月17日(日)2024.3.24
2024年2月18日(日)、白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第7期の3回目のセミナーを行いました。今回は根管形成から根管充填について講義をしました。今までの根管形成の講義の中に新たにApical Patency根尖部穿通とグライドパスに関してレビューした内容を追加しました。また、根管充填では根管充填前後での注意点として、根充前の根管内の確認・根充前の最終洗浄・メインポイントの消毒・メインポイントの適合状態と到達位置・根充後のGPの切断位置に関してのまとめも追加しました。毎年少しですが必要なポイントはアップデートしております。また、セミナー前日の土曜日には、今回参加して頂いている福岡市開業の樋口先生、そしてインストラクターの橋本先生、以前受講していた松田先生そして私を含めた4人でアートレイクゴルフクラブにてゴルフ、さらに夕食もご一緒頂きました。皆さんお疲れ様でした。

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年2月18日(日)2024.2.25
2024年2月18日(日)、白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第7期の2回目のセミナーを行いました。今月は実習回で前歯の根管形成から根管充填の実習でした。実習に先立ち、まずは実習のための講義を行いました。そして前回の復習も行い重要な考え方を忘れないように説明致しました。根管形成はニッケルチタンファイルを用いた根管形成で根管充填は側方加圧根管充填・垂直加圧根管充填のCWCT・バイオセラミックシーラーを用いたシングルポイント法でした。CWCTは臨床で実践することはあまり有ませんが、皆さんにガッタパーチャの取り扱いに慣れて頂きたいので毎回行っております。次回は今までからアップデートした内容での根管形成と根管充填の講義を行います。ちなみに前々日の2月16日(金)には、後輩の先生方から還暦祝いのパーティーを帝国ホテル大阪で開催して頂き感無量でした。本当に有難うございました。

 三重県伊勢地区歯科医師会学術講演会2024.2.12
2024年2月4日(日)三重県伊勢地区歯科医師会学術講演会を伊勢市駅前のミライセ伊勢市総合支援センターにて行いました。本講演会の演題は“保険のエンドを極める”にて講演致しました。前日の3日(土)には伊勢地区歯科医師会理事の岡村先生と藤田先生で美味しいお食事を頂きました。地元の方しか知らないお店で素晴らしいお店でした。講演当日は多くの先生に来て頂き有難うございました。会長の田口 昇先生には大変感謝しております。以下抄録を記載します。
“根管治療は保険診療で行うのが基本です。しかし保険診療という限られた環境の中、何が正しくて・どのようにすると問題解決できるのか答えを見出せなくなりながら、日々臨床を実践していることはないでしょうか。主訴に耳を傾け検査・診断・治療方針決定の流れもわかっているようでも出来ていないかもしれません。湾曲根管は形成しても直線化する・作業長をどのように設定するのかわかっているようで実は出来ていない・根管充填は満足のいくものではないが時間の関係上妥協することが多い、といった現実が起きていないでしょうか。保険診療だから仕方がないと諦めていることも、少し考え方を変えることにより出来ることもあります。やはり大きな問題は、時間とコストではないでしょうか。高価な器具や材料の使用により、常に良好な結果が得られるとは限りません。いくら素晴らしい結果をもたらす材料であっても、うまく使用しないと良い結果を導くことはできません。また最新が最良とも限りませんし、小さな設備投資でも大きな設備投資に匹敵する場合もあります。本講演会では、保険診療で出来ること・避けた方が良いことを提示し、効率的に根管治療を実践するにはどのようにすべきかを解説させて頂きたいと考えております。”

 クリニカルエンドを極める第7期:2024年1月21日(日)2024.1.23
2024年1月21日(日)、白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”の第7期が始まりました。U’zデンタルクリニック研修室にて午前9時から午後4時まで第1回目のセミナーを行いました。初回はオリエンテーションですので、どのように進めていくのかを中心にお話をしました。もちろんエンドのコンセプトから検査・診断・治療方針の決定、さらに根管形成から根管充填、そして根管洗浄と根管貼薬のダイジェスト版を解説しました。次回は前歯の実習が始まりますので、その準備の点もお伝えしました。1年間と長丁場ですがよろしくお願いします。

 クラブGPアドバンスコース:エンドセミナー(2024年1月13日 . 14日)2024.1.23
2024年1月13日(土)、14日(日)の2日間大阪市鶴見区開業の佐藤琢也先生主催のクラブGPアドバンスコースのエンドセミナーを行いました。佐藤先生の素晴らしい研修室で講義とハンズオンを行いました。内容としては、以下になります。“抜髄から再根管治療まで自信を持って患者さんに提供するために日々研鑽をしていても、うまくいく時もあればそうでない場合もあり臨床の難しさを感じている歯科医師も少なくはありません。断片的な情報と知識では限界があり、成功に導くことは困難を極める。診療に真摯に向き合っても基本となるコンセプトが揺らいでいると、結果が伴いません。本セミナーでは、コンセプトに基づいた治療の考え方から抜髄・再根管治療を臨床に導入して頂くために2日間でそのエッセンスを解説します”でした。京都市開業の神戸先生、兵庫県三田市の黒瀬先生、兵庫県神戸市開業の辰巳先生、奈良市開業の橋本先生がお手伝い下さり、本当に感謝しております。受講された先生、そして主催の佐藤先生には心より御礼申し上げます。

 クリニカルエンドを極める:2023年12月2023.12.29
2023年12月17日(日)白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第6期の最終月となるセミナーがU’zデンタルクリニック研修室にて午前9時から午後4時まで行われました。この最終回では、エンドぺリオ病変についてそして根未完成歯の治療についての講義とサマライズ、そして外傷歯治療のガイドラインの説明を行いました。そして午後1から約1時間40分で上顎小臼歯の再根管治療のライブオペを皆さんにご覧頂きました。この症例は根尖病変を有する狭窄根管で皆さんに是非見て頂きたかった症例でした。クラウン除去・ポスト除去そして隔壁作成からGP除去、さらにネゴシエーション・作業長決定・根管形成・根管充填までの内容でした。狭窄根管ゆえに新しいトライオートZX2+のOGP2を用いたケースでした。狭窄・石灰化根管は臨床でも頭を悩ませることが多い症例ですが、その時の対応を臨床交えて解説致しました。また穿通に関する考え方やテクニックも実際ファイルを触ってもらい、このような場合にはこのように対処するといったステップごとの説明もさせて頂きました。GP除去後のファイル挿入では、根管長の約半分くらいしか進まず、おそらく皆さんはどうなるのかと思われたはずですが、無事に穿通し作業長測定も無事に終わりました。1年間みなさん本当にお疲れ様でした。皆さんの明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。ライブオペに来て頂いた患者さんには心よりお礼申し上げます。またコースをサポートして頂いたインストラクターの先生に感謝申し上げます。次期7期は2024年1月より開始しますので、受講される先生はどうぞご期待下さい。では良いお年をお迎え下さい。

 クリニカルエンドを極める:2023年11月2023.12.10
2023年11月19日(日)白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第6期11月のセミナーがU’zデンタルクリニック研修室にて午前9時から午後4時まで行われました。今回は“コロナルリーケージと根管治療後の修復処置”でした。コロナルリーケージに関しての講義を私が担当し、根管治療後の修復処置を後輩で朝日大学歯学部歯内療法学講座の長谷川先生に講義をして頂きました。長谷川先生の講義は毎回アップデートしており、受講された先生に大変参考になったと思います。今回も抜去歯牙を用いて染色剤を歯髄腔内方向から注入し、象牙質にどれくらい浸透しているかの動画があり、細菌が象牙細管に侵入している様相を再現化して頂きました。次回は最終回で、午後からライブオペもお見せ致します。

 スカンジナビアンデンティストリーセミナー2023.11.9
2023年11月5日(日)、午前9時から午後4時まで大月先生主宰のスカンジナビアンデンティストリーセミナーがあり私からエンドのお話をさせて頂きました。アウトラインは、コンセプト・臨床検査から診断・根管形成・根管洗浄と貼薬・根管充填でした。午前9時から昼食を挟んで午後2時まで講義をさせて頂き、その後Jブロックと上顎第一大臼歯模型を用いた根管形成と根管充填の実習を致しました。根管形成はRaCe EVOでのフルレングス形成、根管充填はBioCシーラーを用いたHydraulic Condensation Techniqueでした。今回も大変楽しくセミナーをさせて頂きました。大月先生のセミナーでのお弁当は毎回楽しみで本当に美味しいお弁当です。いつも有難うございます。

 ひろた哲哉歯科エンドセミナー2023.11.9
2023年11月3日(金)、午前11時から午後5時まで福岡市のひろた哲哉歯科医院にてエンドセミナーを行いました。今回は検査診断から治療方針決定、そして症例報告を勤務医の先生全員に行なって頂きました。最後に、私からトライオートZ X2プラスの新しいモードであるOFGP2に関して講義を致しました。はじめての企画ではありましたが、廣田先生の勤務医の方の知識と技術の向上には驚かせられました。かなり上手くなっておられましたのとコンセプトにブレが無くなっていました。今回も奈良市開業の橋本先生と神戸市開業の辰巳先生のお二人がお手伝いして頂きました。毎回本当に感謝しております。そして廣田哲哉先生にはいつもお世話になり有難うございます。心より御礼申し上げます。いつも廣田先生の教育への情熱には敬服しております。今後もよろしくお願い致します。

 クリニカルエンドを極める:2023年10月2023.11.1
2023年10月29日(日)白水貿易主催の“クリニカルエンドを極める”第6期10月のセミナーがU’zデンタルクリニック研修室にて午前9時から午後4時まで行われました。今月は外科実習でした。午前9時から1時間の講義を行い実習に移りました。前回の復習から入り、実習の手順をお話し致しました。先ずはS-EBAセメントの練和から行い、抜去歯牙を用いて歯根切断・色素染色〜切断面の精査・逆根管窩洞形成・逆根管充填をして頂きました。逆根管充填材では、前歯はMTAパテ、小臼歯はS-EBAセメント、大臼歯はエンドセムMTA(粉末と精製水)を使用しました。その後ファントムを用いて切開から剥離、そして歯根端切除術の手順を講義の通りに行なって頂き、各種部位によりこれら3種の逆根管充填材を用いました。最後に大臼歯の意図的再植術も体験してもらいました。実習内容が盛り沢山で皆さん大変だったと思いますが、集中して頑張っておられました。

 クリニカルエンドを極める:1Dayベーシックセミナー2023年10月2023.10.24
2023年10月22日(日)午前9時から午後5時まで、(株)白水貿易主催のクリニカルエンドを極める:1DayベーシックセミナーをU’zデンタルクリニック研修室にて行いました。日々行う根管治療において、学生時代に学習した歯牙の解剖学的特徴から根管形成・根管充填までわかっているようでわかっていない事はあるはずです。抜髄そして感染根管治療に自信を持って患者さんに提供できるように少し学び直しの時間も必要と感しることもあるかも知れません。忙しい臨床の中て多くの時間を費やすことか難しい臨床医にために1日だけみっちりエントに触れて頂きたいと考え 1Dayべーシックコースを開講しました。保険診療では必要な内容となっております。午前中は講義で午後からは実習でした。実習は、JプラスチックブロックでのRaCe EVOを用いたシングルレングス形成・バイオセラミックシーラーを用いたシングルポイント法(Hydraulic Condensation Technique)、そして前歯模型でのPassive Step-back Techniqueでの形成と側方加圧根管充填、抜去歯牙でのシングルレングス形成(RaCe EVO)・シングルポイント法(Hydraulic Condensation Technique)、さらに根管充填済み抜去歯牙を用いたGP除去と盛りだくさんでした。サポートして下さった・橋本先生・辰巳先生・渡邊先生・高橋先生、本当に有難うございました。ご参加頂いた先生方に、心から感謝致します。最後に白水貿易様そして担当の木山さん、いつもお世話になり有難うございます。

 スタディークラブCCD学術講演会2023.10.24
2023年10月15日(日)、午前10時から午後4時までスタディーグループCCD主催の学術講演会にお招き頂きセミナーをさせて頂きました。CCDとはChamber of Clinical Dentistry Seminarの略で、船津先生が会長で今までは月例で症例検討会やセミナーを行なっておられたそうです。講演タイトルは“保険のエンドを極める”とういうことで、保険診療での限られた環境での臨床をどのように実践するのかを講義させて頂きました。内容は、Ni-Tiファイル使用の適応症選択・タイムマネージメントを考慮した根管形成・偶発症とその対応・シンプルな根管充填法でした。前日の土曜日には会長はじめ多くの理事の先生方が懇親会を企画して頂き、佐賀の美味しいお食事を堪能しました。2日間、本当にお世話になり有り難うございました。

 ゴルフと歯科保存専門医認定委員会2023.10.13
20203年10月8日(日)、大阪府歯科医師会専務理事をしておられる木田先生のご子息とゴルフに行って参りました。本当はお父様の木田先生もお見えになる予定でしたが、公務が入り急遽キャンセルになり私の家族がその代わりに一緒にラウンドしました。木田先生は大学時代から現在まで兄弟のようにお付き合い頂いております本当に感謝しておりうます。滋賀県の瀬田ゴルフクラブで楽しいゴルフを堪能いたしました。翌日は、東京にて第3回歯科保存専門医認定委員会の会合が午前9時から午後4時30まであり参加して参りました。今回は試験でしたのでかなり緊張しましたが無事に終了し安堵いたしました。予定よりも少し早く終了しましたのでゆっくり新幹線で大阪に戻りました。各大学教授の皆様とご一緒に会合や試験を共有でき、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

 第9回日本国際歯科大会20232023.10.7
2023年9月29日(金)から10月1日(日)の3日間、横浜みなとみらいに有りますパシィフィコ横浜にてクインテッセンス出版主催の第9回日本国際歯科大会2023が行われました。久しぶりの対面でのOn-siteのセミナーでしたので大変楽しい時間を過ごす事ができました。当院から14名のスタッフと共に参加し、多くのセミナーを受講しました。法人クリニックからは、東大阪のうしくぼ歯科から牛窪建介院長・DUOデンタルクリニックから大月基弘院長・U’zデンタルクリニックから私、牛窪敏博がスピーカーとして登壇致しました。牛窪健介院長は9月30日(土)に大月基弘院長は10月1日(日)、そして私は9月30日(土)に講演しました。私の講演タイトルは、“湾曲根管および狭窄根管におけるグライドパス”でした。9月30日(土)には法人参加者全員で横浜中華街に繰り出し美味しい食事を頂きました。

 (株)ヨシダ主催G21開業支援セミナー2023.10.7
2023年9月24日(日)、歯科器材メーカーのヨシダ主催の開業支援セミナーで歯内療法のお話をさせて頂きました。演題は“臨床におけるNi-Tiロータリーファイル使用とシンプルな根管充填の実践”とし約3時間セミナーを行いました。今回の講演内容は、Ni-Tiファイル使用の適応症選択・タイムマネージメントを考慮した根管形成・偶発症予防法とその対応・シンプルな根管充填法でした。Ni-Tiファイル使用での症例選択では、根管の湾曲度合いや狭窄・石灰化の有無により選択すべきであり、根管形成ではフルレングス形成の概念をお話ししました。偶発症では、レッジ・破折ファイル・穿孔修復について予防法と対応について、根管充填ではバイオセラミック系シーラーを用いたシングルポイント法であるHydraulic Condensation Techniqueを説明致しました。

 JEA西日本歯内療法学会第21回記念研修会2023.9.21
2023年9月10日(土)・11日(日)の2日間、JEA西日本歯内療法学会学術講演会が大阪歯科大学100周年記念講堂にて行われました。土曜日は午後から6名新進気鋭の先生からテーブルクリニックがあり盛況でした。日曜日は6名のベテランの先生から長期予後に関する講義がありました。3年ぶりの講演会でみなさん楽しんでおられました。私は日曜日の最後のスピーカーとして登壇いたしました。タイトルは“根尖開放歯根管治療の長期症例についての考察”でした。以下、抄録を添付します。『根管治療の目的は根尖性歯周炎の予防と治療です。根尖病変を有する症例では外部吸収がすでに起こっており根尖孔外にバイオフィルム形成も進んでいるかも知れません。このような場合、作業長を決定し根管形成を行う上でアピカルストップを付与することが難しい可能性が考えられます。そうすると根尖破壊や根管充填時でのオーバーフィリングにつながることも十分予測出来ます。歯根完成歯ではそのような状況でもリカバリー対応は可能と考えられ、従来法の根管治療で問題解決出来ない場合でも外科的歯内療法で治癒に導くことが可能です。しかし歯根未完成歯では残存歯質も薄くバイタリティーの確認も難しい上に、寛解しない場合の外科治療も受け入れられないこともあり、臨床でのジレンマに陥る可能性があります。本発表ではこれらを考慮し、歯根完成歯および歯根未完成歯の根尖開放歯・長期症例を提示しその対応への根拠を解説させて頂きたいと考えております。』

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